雪は静かに、境界線を消していく

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雪は静かに、境界線を消していく

#自然に教わる

雪が降ると音が遠くなる。
足音も、言葉も、考えごとも。
世界は少しずつ輪郭を失い、どこからどこまでが自分なのかが曖昧になっていく。

都心からわずか一時間で降り立つ軽井沢は、高原に来たという実感を持たせてくれないまま、いつの間にか標高1,000mの朝を迎えさせてくれる。

R-Villa IZUMIYAは軽井沢駅から一駅、中軽井沢駅から歩いてすぐ、徒歩2分の場所に佇む。


山道を意識することもなく辿り着いたヴィラで、冬の早朝、条件が揃うと空気が凍りつき、きらきらと揺らめく瞬間に立ち会うことができる。

日常と非日常の境目は思っているほどはっきりしていないことを知る。

その美しさは、やさしいだけのものではない。
路面が凍結するほどの冷え込みと引き換えに、空気は目に見えるほど澄んでいく。
その空気の中で見上げるR-villa03の夜空や朝焼けに染まる山、霧氷と呼ばれる真っ白に凍った早朝の木々は言葉に尽くせないほどに美しい。

凍える空気から戻ると、薪ストーブのやさしく深い温もりが頬に残る冷たさを緩やかに解いていく。

炎は時間を刻まない。早くもなく、遅くもなく、ただそこに揺らめく。
薪がはぜる音に耳を預けていると「今が何時なのか」という感覚が少しずつ意味を失い時間の質が変わっていく。
何かを生み出さなくても、決断をしなくても、この時間は確かに流れている。

静かに降り積もる雪が音と境界線を消してゆく。

ただ、この時間の中に身を置いている…それだけでいいという贅沢。